
真桜軍の忠実なるしもべのみんな、ごきげんよう!
『ゴルフの魔王』こと大心知真桜さまが、ゴルフで勝つためのメンタルを伝授するコーナーだぞ!

サポート役の『死神シニー』こと、シニー・ゴドルフィンです……。
あまり、気の利いたことは言えないと思いますが、よろしくお願いいたします……。

さってと、最初のお便りは〜♪

あっ、仮面はとってしまうんですね……。
よいしょっと……。

(な、なんだか、緊張してしまいます……!)
《相談内容「なかなか良いショットが打てなくて、イライラしてしまいます!」》

残念ながら、キミには才能がないようだな。
今すぐにゴルフショップへ行って、クラブを売り払うといい。

ま、真桜さま?
いくらなんでもそれは、回答としては不適切かと思いますが……。

はっはっは!
この程度の挑発でイラッとくるようなら、ゴルフの練習にも苦労していることだろう!(笑

まずゴルフにおいては、「良いショットを打たなければ」という考えは捨てるべきだ。
ゴルフは失敗をコントロールし、積み重ねるスポーツだ。決して成功を積み重ねるものではない。

試しに、周りにいる上手い人に聞いてみるといい。
「どうしてあなたは、そんなに良いショットが連発できるのですか?」と。

きっと、返ってくる答えはこうだ。
「いえ、どれもミスショットばかりで、とても納得がいっていません」

まあ、実際は嫌味に聞こえてしまうから、
「ありがとうございます」と苦笑いをするだけだろうけどな!

わかります。自分より上手な人を見ていると、ナイスショットばかりに見えるんですよね。
でも自分がそのレベルに達してみると、まだまだ物足りないミスショットに思えてくるのです。

プロのゴルファーでさえ、ラウンドの中で完璧なショットは数えるほどしかない。
それ以外のショットは、周りから見ればともかく、本人の中ではミスショットなのだ。

その度にイライラしていたら、ゴルフなんて楽しくなくなってしまうぞ?
「ゴルフは失敗と付き合うスポーツである」ことを、肝に銘じておくがいい。

それでもやっぱり、イメージと違うショットが続くと、イライラしてしまいませんか?
そういう時はどうすればいいのでしょう。

クラブを売り払ったお金で、焼肉でも食べに行けばいいんじゃないか?

元も子もありません……!

はっはっは、冗談だ。
そんな時は、ミスショットを「ナイスミス」と「ミスミス」に分けることをオススメするぞ!

自分の課題や狙い通りに、スイングをすることが出来たか?
その結果としてのミスショットであれば、それはナイスミスだ。

逆に、意図や準備を欠いているスイングは、ミスミスになるわけですね。

その通り! たとえ結果が良かったとしても、それはただの偶然にすぎない。
イライラしている暇があったら、頭を使って課題を見つけにいくのだ!

その結果としてのミスなら、私も全力で褒めてやろう!
ただし、頭を使わずにクラブを振り回し、グダグダと愚痴をこぼしているようでは……

この真桜軍に、貴様の居場所はないと思え!

以上でおしまいとなります。
お楽しみいただけましたでしょうか?

気が向いたら、また付き合ってやるぞ。
コメント